【お題募集】1/13(月・祝) ワークショップ 大喜利シミュレーション
先日宣伝いたしましたこちらのイベント。今日はお題の募集です。
http://keigomi29.hatenablog.com/entry/2013/12/26/185745
永田夏来プレゼンツガクジュツ一直線!第8回「計算から見える世界」
2014年1月13日(月・祝) @京都甘夏ハウス
第1部:17:00-18:00 ワークショップ 電卓で温暖化対策のシミュレーションをしてみよう」
第2部:19:00-21:00 トークセッション 数字で探る「落としどころ」〜地球環境のためにどれだけがんばれる?〜
料金 1800円 (よるごはんつき、子ども無料)
第2部では、チラシによりますと、「世の中のことはだいたいエクセルで計算できるという五味先生。今回は会場やネットからもらったお題をリアルタイムで計算する大喜利シミレーション※をおこないます」とあります。これは私がいろいろな問題をどう数字で考えるのかを、その場でエクセルを操作しながらちゃちゃっと(1問3分くらいで)やってみようというお話。計算自体は毎日のようにしていますが、公開でやるのは初めてです。
そこで、そのお題を募集いたします。以下にその例を挙げておきますね。こんな感じの設問をつくっていただければ、その問題の解決に役立つような計算をその場で3分でやります。
- 温暖化を防ぐにはどうしたらいいか
- 再生可能エネルギーって実際のところどれくらいあるの
- 電力が足りるとか足りないってどういうこと?
- 新品に買い替えるのと古いものを大事に使うのはどっちがエコでしょうか
- ワインバーをやりたいんですけどちゃんと儲かりますかね?
設問は私、または永田夏来先生(@sunnyfunny99)まで、何らかの方法で伝えて下さいまし。当日会場にお越しの方にはその場でも出題して頂けます。
イベントの詳細、申し込みはこちらからです。
どうぞよろしく☆
※大喜利なのだから和服を着てはどうかというご意見がありましたので検討中です。
『失われた20年は本当なのか』 日本データジャーナリズム・アワード2013を受賞しました
(賞の盾と副賞のクリスマスケーキとともに。上段左から、ジャーナリスト:伊藤(ハフィントンポスト)、エンジニア:堀池(時事通信)、デザイナー:清水(東京グラフィックレコーダー、Yahoo!JAPAN)、ケーキに埋まっているのがアナリスト:五味(京都大学))
賞を頂きました。微妙に本職じゃないところで!
いきなりですが受賞した作品の紹介です。下のサイトを訪問し、いくつかの設問に回答してみてください☆
http://tokyo-graphic-recorder.com/g/
さて。
川島様、念波さんこと山本様にご紹介頂いて、日本ジャーナリスト教育センター主催の「日本データジャーナリズムキャンプ&アワード」に参加させて頂きました。同イベントについて詳細はこちら。
「データジャーナリズム」というのは、主催の藤代様によると、「今回は枠にはめないためにあえて定義しない」ということだったのですが、私の理解では、「数量データの収集・分析にもとづき、直感的に分かる視覚表現を活用し、基本的にはWebを利用した、報道」というようなものだと思っています。下記に事例が紹介されています。
http://diamond.jp/articles/-/44138
このキャンプ・アワードは、「ジャーナリスト」「アナリスト」「デザイナー」「エンジニア」の4人一組でチームをつくり、11月30日・12月1日の二日間の「キャンプ」のあと、実際にデータジャーナリズムを実践し、作品をWebに公開し、アワード(賞です)にエントリーする、というもの。私はアナリスト(=データ収集・分析担当)として参加しました。詳しくは2014年始めのほうのヤバ研メルマガにて報告させて頂く予定ですので、ここでは簡単な感想だけ。
楽しかったです。これまでに報道の方、Web技術者の方、それにデザイナーさんとも、少しは接点はありましたが、取材されたり仕事を依頼したりすることはあっても、チームを組んで何かをする、という経験がなかったので新鮮でした。持っている技能の違いは当然ですが、ものの見方がそれぞれ違うので、その違いを生かして目標を達成するべく協力するのが刺激的で、ジャーナリズムほにゃららとは別に、今回参加してよかったなと思っているところです。
また、そもそもが「ジャーナリズム」つまり「報道」なので、普段の「研究」とは違い、私の分析や自分たちの作品が「報道」として、おっとこれ以上書くとメルマガのほうでネタがなくなってしまいますのでこのあたりで(笑)
あ、でもいっこだけ。ジャーナリズムというと、私にはツイッターでのフォロワー数を劇的に伸ばしたこちらの連続ツイートでジャーナリストのみなさんに喧嘩を売ってしまった過去がございまして(冷汗)、まさに「だったらお前がやってみろ」的なアレなのですけれど、こうやって少しだけジャーナリズム的なものに参加して少しだけあのそのはい、続きは後ほどメルマガで!
改めまして作品はこちら。
by Gg(グループG)こと、『失われた20年は本当か』制作委員会
少しだけまじめなことを言いますと、上記サイトは全体としては「いろいろな側面をよく見てみればそんなに失われてなかった・・・のかも?」くらいの雰囲気でつくっていますが、ここで取り上げたいくつかの指標について、80年代に比べて90年代・2000年代が悪化しているのは事実です。株価はいわずもながなですが、人々の将来への希望や、自殺、失業、年金財政、半分近くの業種の生産などがそれにあたります。分析を担当した私としては、私たちの住む日本という社会について、悪化も改善もきちんと認識したい、他の人にもそうしてほしい、と思っておりますし、確かに改善傾向ではあるけれどまだまだ十分じゃないでしょう?ということも、きちんと認識しておきたいと思っています。今回とりあげた指標の選定は基本的には私に責任がありますので、「どうして名目ではなくて実質の総生産を使ったのか」とか、「成長率ではなくて総額を採用したのか」とか、「他にこんな問題があるではないか」といった意見をお持ちの方には、ぜひ、ご自身でそれらのデータを集め、チャートを描き、インターネットで公表し、私たちの作品に対する批判・反論・疑問を展開して頂きたいと、これは本気で思っております。
話は変わりまして。アワードで発表された全作品について、投票の参考にするために勝手に5つの評価項目を設定し、まったく私の主観でもって5段階評価しました。それをレーダーチャートに(だってほら可視化しろっていうから)したので出しておきます。異論・反論・質問・説明の要求等は募集しておりませんがお寄せ頂きましたら反応するかもしれません。
川俣様、念波様はもちろんのこと、日本ジャーナリスト教育センターの藤代様はじめ主催者の皆様、橘様はじめ学生運営委員の皆様、スポンサーの皆様、チームメイトの3人に感謝申し上げます。何度も宣伝しますが詳しい報告を後ほどヤバ研メルマガに掲載いたしますのでぜひご覧ください!
ヤバ研メルマガはKADOKAWAさんより発行の有料メールマガジン「ちょくまが」のひとつ。毎週金曜日発行、月額500円です。バックナンバーは一配信ずつ購入可能です。クレジットカードのほか、携帯電話のキャリア決済にも対応しております。多分野の若手研究者の仲間によるリレー執筆。読んで!
【宣伝】1/13(月・祝)にワークショップ&トークイベントやります。@京都・甘夏ハウス
さにはに先生(@sunnyfunny99)こと、永田先生のイベント、「ガクジュツ一直線」に出演(?)させて頂くことになりました。
永田夏来プレゼンツガクジュツ一直線!第8回
「計算から見える世界」@京都甘夏ハウス
2014年1月13日(月・祝)
第1部:17:00-18:00 ワークショップ
電卓で温暖化対策のシミュレーションをしてみよう」
第2部:19:00-21:00 トークセッション
数字で探る「落としどころ」〜地球環境のためにどれだけがんばれる?〜
料金 1800円 (よるごはんつき、子ども無料)
第2部はUstreamでネット中継あります。
私は環境やエネルギーについて日々計算をしておりますので、というか、計算しかしておりませんので、いかに計算が面白くて役に立つのか、ということをお伝えしたいと思っています。
第1部では会場の皆様と一緒に、電卓だけで温暖化対策の計算をします。式や数字と実際の生活を結びつけて考えながら、目標を達成するために何をどれくらい出来そうかを考えてみましょう。
第2部では公開の場所でするのは初の試み、ライブ計算。用意しておいた温暖化、エネルギー関係の問題のほか、会場やネットからもお題を頂いて、その場で説明しながらエクセルでぱぱーっと(たぶんひとつの課題に3分くらいで)計算してみせる、という大喜利シミュレーションでございます。こちらのお題もそのうち募集します。まあひとつお手柔らかに(笑)
詳細、申し込みはこちらからです。
ワークショップのほうは中学生くらいから出来るような内容で考えておりますので、計算が得意な方も苦手な方も、電卓をご用意のうえ、ふるってご参加くださいませ☆
ちなみに甘夏ハウスのadd-cocoさんは筋子仲間☆
『原子力発電所は必要なのですか?』 ちょくまが、配信です。
今週号のちょくマガ「博士@研究室」配信されました。
http://chokumaga.com/magazine/free/104/25/
今回も私の記事を載せて頂いております。
テーマは「政治と科学」。
震災以降、特に原子力発電所事故を受けて、研究者が様々な形で行動し、登場し、発信し、宣伝し、それに影響を受けて自らの行動を決めたり、政治的決定がなされたりしたことは、未だ鮮明に記憶されていますし、一時期ほどではないにしろ、2年以上が経過した今も、それなりに影響が残っているでしょう。
地球温暖化対策を研究分野とする私は、まさにその、研究者が調べて来て見つけてきた科学的知見と、国際交渉を含む政治的決定のはざまにいます。地球温暖化の問題に関して、政治的決定に対して科学が関わるその関わり方がどうあるべきかを、いやでも考えさせられてきました。
今号では、地球温暖化問題での科学・科学者の役割と、私がこうあるべきだと思っていることと、それから少しだけ原子力発電所のことについても、これまでtwitterでぼやいたりもしましたが、ここでは初めてまとまったかたちで書いています。
これはわたしたちヤバ研の創設当時のきっかけにも関係ありますし、また、科学と政治の関係を実践してきたという意味では温暖化研究者はなかなか適任だと思うので、できるだけ多くの方にお読みいただきたいのです。が、有料メールマガジンですので、それが限られるというのも分かっているのですけれど、でもやっぱり読んで頂きたいので、是非購入してください(笑)
月額525円、バックナンバーになってからでしたら各号別に単品で購入することも出来ます。今号では藤川先生のアメリカでの若手研究者の労働運動についてのお話も面白いです!
博士@研究室 vol.025
科学はなにも決められない、科学なしでも決められない/研究者の待遇改善闘争・イン・アメリカ!(2)
http://chokumaga.com/magazine/free/104/25/
どうぞよろしく!
都道府県民コンプリートへの道
みなさんこんにちは、五味です。
今日はふと気づいてしまったので書いておきます。
私は北海道で生まれました。
10歳のときに三重県に引っ越し、そこで24歳まで過ごします。
そのあと京都府に引っ越し、今に至ります。
つまり、私が住民になったことがあるのは、
北海道
三重県
京都府。
大事なことなのでもう一回。
北海「道」
三重「県」
京都「府」
三重県以外の県にも、
大阪府にも、住んだことはありません。
ということは!
もしも次に京都府外に移住するときは、
東京「都」に住めば!
もっとも効率的に「都民」「道民」「府民」「県民」の、
すべてになることが出来ます。
気が付いてしまった・・・どうしよう・・・
は?英語くらいできないでどうすんの? 「ちょくマガ」配信です。
今週号のちょくマガ「博士@研究室」配信されました。
http://chokumaga.com/magazine/free/104/24/
今回は私五味こと自称なんちゃってグローバル人材の英語論・第2回です。
★第4研究室 [ 温暖化を食い止めろ!国際プロジェクトのすべて ] (生活編)
「グローバル人材」考 その3「あなたの話に意味あるの?英語さえ出来ないでどうするの?」
『ほとんどの人は、やはり、結局、相手に伝わる言語で喋らなければいけないのです。もっといえば、もしもあなたが日本語でのみ出力していたならば、世界のほとんどの人には、あなたが何か言っているとさえ、思ってもらえません。存在に気づかないので、ないことにされます。』
どうぞご覧あれ☆