勤務時間の半分は会議! 研究職の時間を測ってみる
みなさんこんにちは、お久しぶりです。
国立環境研究所に勤務し始めて4か月経ちました。
新しい環境になって色々なことがありましたが、
ふと気づくと、
びっくりするほど研究が進んでない...(汗
当初想定よりも進んでいないのはなぜか。
研究は結局のところ作業の積み重ねですから、
その作業が遅すぎるか(やり直しなんかも含め)、
作業のための時間をとれていないか、
またはこれらの両方です。
でも、作業スピードが以前より落ちたとは思えない。
なのでやっぱり第一の容疑者は、
「研究作業の時間がとれてない」です。
そこで、8月の最初の週に、1週間、
毎日出勤から終業までの行動をすべて分刻みで記録してみました。
通常の作業はもちろん、各種会議、立ち話的な打ち合わせ、
メール、事務関係の手続き、お茶を入れたりトイレに立ったりの時間も、
全てくまなく記録。
なお、通勤中や自宅での作業は入っていません。
もともとほとんど持ち帰らないので影響は小さいと思います。
さてその結果が図です。
休憩は抜いてあります。
研究作業、24%.
少ないです。
それでもこの週は、体感としては、
いつもよりも作業時間がとれたと思っていたのです。
(なので普段はもっと少ない可能性が高いです)
ここでいう研究作業というのは、
モデリングの方法の検討、
データの収集整理、
プログラミング、
データ分析と結果のまとめ、
作業メモの作成、
関連論文読み、
論文執筆、などです。
私は管理職ではないヒラの研究員ですし、
大学と違って教務はありませんし、
もちろん事務員ではなく、
事務手続きは基本的にはアシスタントの方がして下さいます。
にも関わらず、これ。
さらにまとめてみましょう。
まとめ方は次のとおり。
研究1:研究作業、研究計画
研究2:査読、赤入れ、
会議関連:会議資料準備、会議(研究、会議(企画、打合せ(研究
連絡調整:メール、スケジューリング
実に半分が会議関連。
会議ではどんな研究をしましょうとか、
運営関係のあれこれとか、
話し合っているわけですが、
こんな研究をしましょうと相談ばかりしていて、
ではいつそれをするのでしょう?
という感じですね(涙
一週間だけのデータでは何ともいえないところも多いので、
もうしばらく記録をつけ続けてみようと思います。